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たき火の距離に注意!火の粉でテント、服、タープを穴あけしないための注意点!
わぁ!焚き火でズボンに穴が空いちゃった!
あら〜やっちゃったね。焚き火の火の粉が飛んだんだね〜。
ちょっと近すぎたのかな?
そうだね!焚き火の火の粉はどうしても飛んじゃうから、ある程度距離を取っておいた方が良いんだよね。
ということで今回は、焚き火をするときの距離と注意点についてふたりキャンプでご紹介します。
目次をチェック!
焚き火の火が当たっていないのに穴が開く理由。焚き火の温度は?
焚き火の火は目に見えている炎よりも、火の粉が飛んで服やテント、椅子に穴を開けるケースが多いです。
なるほどね!じゃあ火の粉が飛ばないようにすれば穴は開きにくいということね!
焚き火の温度はおおよそ1300度と言われています。火の粉はそこまでは高くないですが、一瞬の温度は800度くらいあり、その後どんどんと温度が下がっていきます。
よく焚き台シートというものが販売されていて、火の粉が落ちても地面を保護してくれるグッズが販売されています。
有名なところではLOGOSのたき火シート。
このシートの耐火温度が大体500度くらいです。
このような保護グッズを使えば穴を開くことを防ぐこともできますが、いつもそれを身につけておくわけにはいきません。
つまり、火の粉を防ぐことが穴あきを防ぐ対策の一つということになりますが、この火の粉を単体で防ぐには結構難しいところがあります。
火の粉が飛ぶ理由は?水蒸気爆発が一番の問題!
「バチっ!」という音ってなんで起こるんだろうね?あれさえ無ければ良いのに。
あれはね。水蒸気爆発と言って、水分が熱で水蒸気になるときに起こる音なんだよ!
元々薪は水分が含まれていて、焚き火をするときにはなるべく水分が無い方が良いとされています。
水分が多いことで起こる弊害として「煙」「火の粉」「火つきが悪い」の3つがあります。
特に焚き付け用の杉は火付きは良いですが、煙や火の粉が飛びやすくなります。
さらにこの水蒸気爆発で飛ぶ火の粉は、木片が大きい場合なかなか火が消えず、そのままテントなどに飛び火すると穴が空いてしまいます。
焚き火とテントはどのくらい離せば良い?
それでは、実際に風が吹く焚き火での雰囲気をチェックしながら、テントやタープからの距離を考えてみましょう!
突風が吹くキャンプ場での火の粉の飛び散り具合。
あるキャンプの1日ですが、焚き火をガンガンと燃やした状態で椅子を寄せて暖を取っていました。
すると急に突風が吹いてきて、火の粉が飛び散ったのよね!
この場合は、普通のポリエステルのような火に強くないタイプの記事で作られていたら、火の粉の大きさによっては、穴があいてしまいます。
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実際に離す距離はどのくらいがベストなのか。
なるほどね!焚き火と火の粉に気を付けることがわかったけど、じゃあ結局のところどのくらい距離が開けば良いのかな?
これが結構難しいところなんだけど、あくまでも目安として3〜5mは離すことを僕は意識しています。(もちろん必ず防げるわけではないです。)
穴を開けるときに良くあるのが、寒いから焚き火の近くに寄ってしまうこと。
こんな感じで暖を撮っていると、穴が空いちゃいます。
この距離感にいたらしょうがないのですけどね。
僕はいつも
大体このくらいは距離を空けるようにしています。
さらにその日の風などの具合によってもっと離す場合もあります。
焚き火との距離感は、あくまでも自己責任で考えよう!なるべく話すにこしたことはないけど、調理で使う場合はやりにくいかったりするので、そこはトレードオフだね。
風がない時はある程度椅子で近づき、風がある場合はなるべくはなれる。
最悪焚き火はしないという場合もあります。
火の粉を防ぐための対策「服」「テント」「タープ」を守るには?
焚き火の火の粉に注意しておかなければならないのは、服だけでなく、テントやタープ、椅子などです。
テントとタープはTCやコットン素材を使おう!
テントやタープに関しては、ポリエステルなどの化学繊維だけで作られているものは注意しておきましょう。
例えば僕が使っている小川のヴィガスなんかはポリエステルで作られているので、火の粉が大きいと穴が空いちゃいます。
しかし、TC素材のようにコットンが少し混ざっているタイプの生地は難燃性素材と言われていて、多少火の粉が飛んできても穴が空きにくいです。(絶対空かないわけではないです。)
僕はDODのヘーキサタープを使っているよ!このタープだと結構近くまで焚火を寄せられるからおすすめ!
服やイスもやっぱりコットン関連素材がおすすめ!
服に関しては、デニムとかチノパンなどの素材だとコットンが多めに含まれているものは燃えにくいとされています。
グリップスワニーはお洒落なキャンプパンツとして人気があるブランドですが、そこが出している難燃性のキャンプ服です。
こんな感じで機能性のあるキャンプ服も色々と出ているので、これを持っておくと焚き火キャンプには便利です。
椅子に関してももちろんコットン素材が入っているものがおすすめ。
例えばコールマンの空中に浮けるチェアとして知られる「インフィニティチェア」なんかは、ポリエステル素材なので焚き火近くで使うと穴が空いてしまいます。
めちゃくちゃ座り心地良いんだけどね。
うんやっぱり最高だ。
まあでも焚き火にはコットン素材の方が燃えにくいのよね。
そうなんです。コットン素材の椅子は色々とありますが、コールマンの「ファイヤープレイス」は人気があって有名な焚き火椅子です。
ソロキャンプで使いやすい椅子なのでおすすめです。
焚き火の風を防ぐのも重要!専用道具も販売されている。
焚き火の火の粉が怖い一つの原因に「風」があるわけですが、この風を遮るように焚き火を配置することも、火の粉を防ぐ方法の一つです。
可能であれば、風の影響を受けにくい方向に焚き火を配置したり、風を何らかの道具で遮るように配置することも大切です。
ちなみに、焚き火用の風防も
ロゴスから販売されている、「TAKIBI de JINMAKU」などが有名ですが、風上に焚き火を囲むようにJINMAKUを置くことで、風に焚き火の影響を及ぼしにくくするキャンプギアです。
もちろん難燃素材でできているので、燃えにくいですし、適切に焚き火を風から守ってくれます。
これは一つ持っておくと便利ですね。
焚き火の時は距離を開けて、楽しいキャンプにしましょう!
という感じで、焚き火は楽しいものですが、とりあえず距離と素材には注意しておきましょう。
うん!今回の記事はめちゃくちゃ参考になった、次のキャンプから気をつけて準備するね!
ということで、今回は焚き火の火の粉に関して注意点などをまとめてみました。
ぜひキャンプをするときは焚き火の火の粉に注意あれ!
ふたりキャンプ(@futari_camp)のキャンプハウツー記事でした!
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